家具屋様からの依頼で新店舗のボーダー金物を製作施工させていただきました。
全長は約56mほどあり、直線上のボーダー(約21m)とRのボーダー(約35m) 直とR両方とも一つ一つが約2.4mのボーダーがつながったものになります。吊るしている部分は天井から出した寸切りをパイプで覆い、そのパイプを6枚目の写真のように受けアングルに固定しています。
はじめの寸法取りは特にR部分の角度に注意して測り、繋げた際の隙間がないようにしています。またボーダーの割と寸切りを吊るす部分の関係もよく考え決めています。
ボーダーは曲物と板をC鋼の形に溶接して仕上げ、両端はボルトナットでつなげるため、穴の開いた板にしています。特に製作では溶接部分の仕上げを慎重かつ丁寧に行い、美しさにこだわりました。受けのアングルは寸切りの位置に合わせてビスで固定しています。
施工では高さを揃え、個々のボーダーの隙間が開かないよう繋げています。また、一体物にみえるよう通りは入念に調整を行っています。
施工後はとても満足していただき、多くの方々に良いのがついてるなと感じていただけると思います。